2016年12月08日

エイジングレスの第1回 化粧品と抗菌剤



 しばらく暖かい日が続いたかと思えば、急に寒くなる今年の冬ですが、そろそろインフルエンザやノロウイルスなどが流行りだす頃となりました。



 そこで、菌退治と言えば、抗菌ということで取り上げてみました。


 ※早速ですが、耳より情報・・・消毒用アルコールは、インフルエンザウイルスには有効ですが、ノロウイルスには、全く効果がありません!



抗菌剤とは?


 抗菌剤とは、簡単に言えば、細菌などの微生物を殺したり、増殖を抑えたりする物質の総称で、天然、人口合成合わせて数万種類あると言われています。薬になると抗菌薬とも言われますし、菌を殺す効果が高いものは殺菌剤とも言われています。


 また、似たようなものとして、防腐剤があります。厳密に言えば、使用目的が違うため同じではないのですが、広い意味で同じと考えてもいいかもしれませんし、ほぼすべての生物が分泌している抗菌タンパクも天然の抗菌剤の一種とも言えるかもしれません。また、菌の増殖を抑える(静菌作用)ものもあります。


 抗菌剤が働く仕組みは、わりと簡単で、細菌類にくっついて、その細胞膜を破壊する(あなたのお肌の細胞も破壊するかも知れないのでお気をつけください・・・)ことで、細菌を退治します。但し、細菌類は非常に種類が多くて、一種類の抗菌剤ではすべてに対応できないため、複数の抗菌剤を使うのが普通です。


ウィキペディアで検索すると、下記のように、全て表示できないほど、実にたくさんの種類があることがわかります。


koukinzai.PNG


 また、カビやウイルス、バクテリアなど全ての微生物をやっつけようとすると、もはや、どれが何に効果があるのか、わかりませんし、人への危険性があるのかないのか、あるとすれば、どの程度なのか、普通の人では、絶対にわかりませんね・・・


 とりあえず、日々の殺菌は、薬用石鹸での手洗いが、基本かと思います。人以外なら、ハイターが一番お勧めです。(色落ちするものは駄目ですけど・・・)



抗菌剤と化粧品


 化粧品には、法的に3年間の品質保持義務が課されているため、抗菌剤や防腐剤などが使われているのが普通です。特に、植物エキスなど有機系などの成分は腐れたり、カビが発生したりしますし、外国製など運搬の際に高温多湿になるなど、過酷な環境にさらされる恐れがある場合は、何種類もの抗菌剤が使われています。


 化粧品の劣化による肌トラブルや品質トラブルを防ぐためには、抗菌剤は欠かせないものの、人によってはお肌に合わない場合もありますし、子供の誤飲などの事故ありますので、使用上の注意は欠かせません。


 かつては、表示指定成分として、法律で使える種類や量、表示義務などが課されていましたが、現在では、メーカーの責任において使用ができるようになりましたし、少量の場合は表示も必要なくなっていますので、より注意深くなる必要があるかもしれません。



抗菌剤の功罪


 パラキシオ安息香酸エステル(パラベン)、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウムなど、化粧品には多くの抗菌剤が使われていますが、化粧品の品質を保ち、安全に使用するためには必要なもので、食品の分野でも同様のことが言えます。


 従って、一概に否定すべきではないと思いますが、肌トラブル(敏感肌、乾燥肌、アレルギー肌など)のある方は、注意が必要です。


 長年使ってきた化粧品が、突然合わなくなるなんてこともありますので、肌トラブルが発生した場合は、一度化粧品の使用を控えるのも、良いかもしれません。


 (※肌トラブルの原因は、たくさんありますので、まずはお医者さんがおすすめです。)


posted by エイジングレス at 11:57| Comment(0) | エイジングレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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